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このサイトについて: 私自身が30年来のファンであり、また海外のslash fandomの一角で80年代から現在に至るまでカルト的な人気を擁する、「エロイカより愛をこめて(From Eroica with Love)」を題材とした、英語での厖大な二次創作群を紹介・翻訳しています。サイト管理者には原作者の著作権を侵害する意図は全く無く、またこのサイトにより金銭的な利益を享受するものでもありません。「エロイカより愛をこめて」は青池保子氏による漫画作品であり、著作権は青池氏に帰属します。私たちファンはおのおのが、登場人物たちが自分のものだったらいいなと夢想していますが、残念ながらそうではありません。ただ美しい夢をお借りしているのみです。

注意事項:
 原作の内容を大幅に逸脱し、男性間の性愛を主題にした明らかに性的な内容を含みます。不快感を覚える方は画面をお閉じ頂けるよう、お願い申し上げます。

2012/06/11

【海外フィク翻訳】 Peripeteia - by Sylvia 連載開始

  
  
新連載始まりました。週連載で第四回(7/2リリース予定)までは準備済みですが、実はそこから先が苦手の『お色気の章』で翻訳のスピードがぐっと落ちてしまうので、いまのうちの貯金なのです。
伯爵のお誕生日までになんとか完結したいんだけど、無理かも、です。


By the Pen - Peripeteia

日本語訳はこちら


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週末は中島梓の評論を読み返していました。『コミュニケーション不全症候群』『タナトスの子供たち 過剰適応の生態学』『夢見る頃を過ぎても 中島梓の文芸時評』の三冊。
  
正直なところ、栗本薫名義の実作よりも中島梓名義のこういう評論を(もう少し饒舌さを押さえた筆致で)たくさん残して欲しかったと願ってしまう思いが無きにしもあらずですが、しかしながらこの作家の場合は実作の無いところにこの分析もまたなかったのでしょう。よく理解できるところと、理解できるが私は違うなと思うところが半々ぐらいの有意義な再読でした。十年後ぐらいにもう一度読み返すことにしましょう。
  
 

2 件のコメント:

  1. 中島先生、いまやとても懐かしいですね。
    と・・・小説道場世代わたくし。先生あっての今のわたくし。
    でも「翼あるもの」の頃に全体的に全部、戻りたい。

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  2. BL世代の人にとっては、あの「痛いオバサン」がどれだけ偉大な先駆者であったかは全然わからないでしょうね。私だって思い出すと信じられないですもん。生きながらブルースに葬られ・・・。

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