By the Pen - Peripeteia
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それにしても名作ですよね、うんうん(口元がにんまり)。初期の原作に過不足なく即した人物造形、背景設定に無理がない上に思いがけない展開が続き、見せ場は申し分なくエロティック。二人は紆余曲折の後に落ち着くところに落ち着く気配を見せ?、しかし例によって小競り合いで火花は散らしつつも、これから先の展開を感じさせる幕引き。あー、いいもん読んだよなー。幸せー。しあわせ~。
長編であり、全体を通じた翻訳文の推敲ができなかったので、冒頭と中盤以降では二人の名称にかなりのばらつきがあります。最初は英語フィクらしく「クラウス」「ドリアン」でしたが、最後には私達に慣れ親しんだ「伯爵」「少佐」になってきた。最後でまたもや「ドリアン」「クラウス」になる部分がありますが。あとで読みなおしてぼちぼち手を入れるかもしれません。
この作品を読みながら、「グラス・ターゲット」以前あたりを読み返し大いに納得。2人の肉体?も漂う空気も緊張感で一杯の頃ですね。Basil様のおっしゃるようにこういう幕引きか、と感動しました。翻訳お疲れ様でした。シカシ・・・最近の2人だったらどうなるんでしょうね。「今更なんだ。わかっとるんだろう。同性愛者かどうかなんぞ俺にはどうでもいいことだ。」???
返信削除最近の二人だったらどうなるか。
返信削除このフィクはびしばしの緊張感でいっぱいの頃ですよね。ローマ郊外の丘で少佐が伯爵に銃口を突きつけた瞬間が、わたし的には二人の緊張感が最も高まった瞬間でござりまする。銃口て少佐、そんなあからさまな。(フロイト的に)
実はただいま次の翻訳中でして、それは「初めてのデート・初めてのキス」つながりではあるのですが、雰囲気はうってかわって連載再開後風です。かーわいいのよ。