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このサイトについて: 私自身が30年来のファンであり、また海外のslash fandomの一角で80年代から現在に至るまでカルト的な人気を擁する、「エロイカより愛をこめて(From Eroica with Love)」を題材とした、英語での厖大な二次創作群を紹介・翻訳しています。サイト管理者には原作者の著作権を侵害する意図は全く無く、またこのサイトにより金銭的な利益を享受するものでもありません。「エロイカより愛をこめて」は青池保子氏による漫画作品であり、著作権は青池氏に帰属します。私たちファンはおのおのが、登場人物たちが自分のものだったらいいなと夢想していますが、残念ながらそうではありません。ただ美しい夢をお借りしているのみです。

注意事項:
 原作の内容を大幅に逸脱し、男性間の性愛を主題にした明らかに性的な内容を含みます。不快感を覚える方は画面をお閉じ頂けるよう、お願い申し上げます。

2012/11/02

エピローグ。やっと完結です。

第13回はエピローグ。やっと完結です。





By the Pen - Peripeteia

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それにしても名作ですよね、うんうん(口元がにんまり)。初期の原作に過不足なく即した人物造形、背景設定に無理がない上に思いがけない展開が続き、見せ場は申し分なくエロティック。二人は紆余曲折の後に落ち着くところに落ち着く気配を見せ?、しかし例によって小競り合いで火花は散らしつつも、これから先の展開を感じさせる幕引き。あー、いいもん読んだよなー。幸せー。しあわせ~。

長編であり、全体を通じた翻訳文の推敲ができなかったので、冒頭と中盤以降では二人の名称にかなりのばらつきがあります。最初は英語フィクらしく「クラウス」「ドリアン」でしたが、最後には私達に慣れ親しんだ「伯爵」「少佐」になってきた。最後でまたもや「ドリアン」「クラウス」になる部分がありますが。あとで読みなおしてぼちぼち手を入れるかもしれません。

2 件のコメント:

  1. この作品を読みながら、「グラス・ターゲット」以前あたりを読み返し大いに納得。2人の肉体?も漂う空気も緊張感で一杯の頃ですね。Basil様のおっしゃるようにこういう幕引きか、と感動しました。翻訳お疲れ様でした。シカシ・・・最近の2人だったらどうなるんでしょうね。「今更なんだ。わかっとるんだろう。同性愛者かどうかなんぞ俺にはどうでもいいことだ。」???

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  2. 最近の二人だったらどうなるか。

    このフィクはびしばしの緊張感でいっぱいの頃ですよね。ローマ郊外の丘で少佐が伯爵に銃口を突きつけた瞬間が、わたし的には二人の緊張感が最も高まった瞬間でござりまする。銃口て少佐、そんなあからさまな。(フロイト的に)

    実はただいま次の翻訳中でして、それは「初めてのデート・初めてのキス」つながりではあるのですが、雰囲気はうってかわって連載再開後風です。かーわいいのよ。

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