日経新聞では毎週金曜に藤本由香里氏の「少女漫画のヒロインたち」を連載しています。
第三回の昨日分は24年組、萩尾望都から始まり、とうとうこんな文章に続きます。
また、竹宮惠子『風と木の詩』は、その後「やおい・BL(ボーイズラブ)」と呼ばれて新しいジャンルを形作っていく「男どうしの愛」を描いた作品の原型として、「ジルベールとセルジュ」という<究極の対>たる二人の少年の姿を創造した。
おっさんメディアの日経で「やおい」とか…。感無量。
一方で、「少年」ではなく「青年」を主人公にしたスラップスティックコメディ、青池保子『イブの息子たち』『エロイカより愛をこめて』、長寿ギャグ漫画である魔夜峰央『パタリロ!』なども、系統は違うが「男性」を主人公とした少女マンガの人気作品である。いずれも「性別越境」の要素をその基底に持っていることに気付かされる。
エロイカへの言及もありました。↑むふむふ。
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