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このサイトについて: 私自身が30年来のファンであり、また海外のslash fandomの一角で80年代から現在に至るまでカルト的な人気を擁する、「エロイカより愛をこめて(From Eroica with Love)」を題材とした、英語での厖大な二次創作群を紹介・翻訳しています。サイト管理者には原作者の著作権を侵害する意図は全く無く、またこのサイトにより金銭的な利益を享受するものでもありません。「エロイカより愛をこめて」は青池保子氏による漫画作品であり、著作権は青池氏に帰属します。私たちファンはおのおのが、登場人物たちが自分のものだったらいいなと夢想していますが、残念ながらそうではありません。ただ美しい夢をお借りしているのみです。

注意事項:
 原作の内容を大幅に逸脱し、男性間の性愛を主題にした明らかに性的な内容を含みます。不快感を覚える方は画面をお閉じ頂けるよう、お願い申し上げます。

2011/10/08

巴里の一夜

「サバーハ」三連作を「巴里の一夜」と改題して、裏庭に載せました。あまりにもサバーハが出てないので、サバーハ萌えの方々にとってはタイトルが羊頭狗肉かと思って。とにかくサバーハがいてこまされてるえろいやつ、から始まったはずなのに、筆がすべりに滑っているうちに、むっつり少佐の妄想大全になってしまいました。書いててすんごく楽しかったです。

個人的に気に入っているのは「食い残しのザウワークラウトのようにあっさり捨てる」という表現で、これは以前どこか別のところで使った「踏みつけたコッペパンをゴミ箱に放り投げるように」という表現の焼き直しです。ドイツ人に「コッペパン」じゃあんまりだと思って、酢キャベツにしてみました。なお、伯爵版は「淹れすぎて色も出なくなった出がらしの紅茶の茶殻のように」ですが、ジェイムズ君はいろいろ再利用してそうだな・・・。

2 件のコメント:

  1. 巴里の一夜シリーズ面白かったです!
    特に伯爵視点が1番萌えました。
    彼の日頃の行動とは裏腹に(?)ピュアな気持ちで少佐ラブなのが
    すごく可愛かったです。
    翻訳されているのも楽しく拝見していますが、BasilLeavesさんの
    オリジナルストーリーも好きです!

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  2. コメントありがとうございます!
    伯爵ったら、行為は不純だけど好意は純粋なのですね!
    ああ、伯爵をもっともっと幸せにしてあげたい…

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