ごく初期の伯爵は右手の薬指に指輪をはめてるんですよね。それで妄想。このころの伯爵って、別に決まった相手がいたんじゃないかな。妄想するとすごく年上で、教養とか社会的地位とか資産とかもたっぷりある素敵なロマンスグレーで、やんちゃで可愛い伯爵を手のひらの上で遊ばせているような。狩りの最中に怪我をして、今は杖をついいるとか、車椅子とかでもいいな。とにかくアナクロな設定てんこ盛りの初老の男性がいいです。先代伯爵(お父様)の昔の恋人とかでもいいやー!○○どんぶりですね!(←明るく言い放つ)
ところが少佐と出会ってしまうわけですよ。
抑えようもなく惹かれてゆく自分を止められない伯爵。そんな恋人の様子にすぐ気がつく年上の人。大人の余裕で見ていられたのもつかの間、掌中の玉が指の間からすり抜けていったのに気づくのが遅すぎたことに激しく後悔。引き戻すべきかこのまま送り出してやるかの葛藤に苦しむ。年上の恋人の苦悩に、生まれて初めて恋の罪悪感を覚える伯爵。しかし運命の恋は止められない。(書いてて顔が笑うが) そんなとき、年上の恋人がが死病に犯されていることが判明する。余命いくばくもなく・・・。最期まで看取るか、運命の恋人を振り向かせることに全力を賭けるか、立ちすくみ戸惑う伯爵。だがその年上の人は、青白い頬に笑顔を受かべて、「行っておいで。」と、年若き恋人の背を押してやるのだった。
伯爵は振り返った。髪が乱れ、頬に涙の跡があった。
「きみになんか出会わなければよかった。」
少佐は即座に怒鳴り返した。「おれだってそう思っとる!」
正業にもどりなさい、わたし。
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進捗。
(1) 2382語 68% まで終了
(2) 18452語 46% まで終了
(3) 4262語 44% まで終了
(2) 18452語 46% まで終了
(3) 4262語 44% まで終了
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(1)はあまりに激しすぎて、訳すのが辛くなってきました・・・。(夜中に一人で哀しくなってきたというか、賢者モードに入ってしまったというか) あっさり読むだけならともかく、訳すならやっぱりもうちょっとロマンティックなやつのほうが好きでした。 (2)は長い。私の豆腐のような根性の限界を超えて長い。そして読んでて楽しかったのは前半だったので、前半訳し終わった時点でかなりしゅるしゅると気力メーターが下がってきています。 (3)はすんごくロマンティックで(しかもちゃっかりやることやってて)素敵なのですが、文体が凝ってて訳しにくい。しかしこれはなんとか美しい日本語にしたい。
(3)の一文。 "Contempt was a relief, like putting on a comfortable pair of shoes."(軽蔑は履きなれた靴のように彼を癒した。) ね、素敵でしょう。
(3)の一文。 "Contempt was a relief, like putting on a comfortable pair of shoes."(軽蔑は履きなれた靴のように彼を癒した。) ね、素敵でしょう。
細いけど金色がアンティークな感じで素敵。
返信削除先代伯爵の恋人からの贈り物?!
これはかなり萌えます。
>年上の恋人の苦悩に、生まれて初めて恋の罪悪感を覚える伯爵。しかし運命の恋は止められない。
私の妄想の基本も「恋の罪悪感」
自分しか愛さない伯爵と、「恋の罪悪感」を永遠に書き続けるのです。
>先代伯爵(お父様)の昔の恋人
返信削除書いたみたもののイマイチ想像がうまくいかない。伯爵のパパって伯爵とぜんぜん違ったタイプで、気のいい育ちのいいボンがおっさんになった感じの人ですよね…。伯爵は見た目は母親似。