若いころは少佐かっこいい!一筋でしたが、歳を取るにつれて少佐の子供っぽいところと、反対に伯爵の大人なところに気づくようになってきました。少佐は永遠 に男の子な感じがします。伯爵の顔写真に落書き(ヒゲとか)を描いて、靴のまま足を載せてるカラー画もありましたね。うちの息子とやってることがかわりませ ん。
というわけで、伯爵のいたずらな大人ぶりがよく描けているお話をひとつご紹介します。"Before it happens"の佳作です。It's exactly my Dorian!って思いました。
The Clothes Make The Man
by Anne-Li
またしてもこの巻毛金髪の優雅な泥棒貴族ときたら、ペンタゴンへの侵入への報酬に、少佐にとんでもないものを請求します。それはなんと『一日少佐着せ替え人形ごっこ』。 少佐は何を着せられるのでしょう?フリル?キラキラ?17世紀のフランス貴族?メイド服?それとも、なにもなしの素っ裸???
先日のエントリで、 こういう一節がありました。
43. Sky - When Klaus lost the bet and thus must allow Dorian to dress him for a day, he hadn't realised that "sky clad" had been one of the options.43. Sky - 空: 伯爵との賭けに負け、指定された服を着て一日を過ごす羽目に陥ったとき、少佐はまだ服の種類のひとつに"skyclad(*)" があることに気付いていなかった。(*直訳すると「空しか着ていない」、つまり「すっぱだか」)
というわけで、このセンテンスから生まれたショートストーリーでしょう。エロイカ番外編のコメディに本当にありそうな展開で、私は大好きです。
訳してて自分でも笑っちゃったのがここ。
我慢ならない馬鹿野郎め!知ってて言っとるんだろうが!おまえがおれの鼻面を引きずり回して喜んどるだけなのはわかっとる!けつを蹴っ飛ばすぞ!ほんとに蹴るぞ!だが蹴ったら蹴ったで喜ぶんだろうが!くそったれの英国人め!俺は素っ裸にだけはならんぞ!
お話のアップは明日です。みなさまよい夢を。
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