このサイトについて
このサイトについて: 私自身が30年来のファンであり、また海外のslash fandomの一角で80年代から現在に至るまでカルト的な人気を擁する、「エロイカより愛をこめて(From Eroica with Love)」を題材とした、英語での厖大な二次創作群を紹介・翻訳しています。サイト管理者には原作者の著作権を侵害する意図は全く無く、またこのサイトにより金銭的な利益を享受するものでもありません。「エロイカより愛をこめて」は青池保子氏による漫画作品であり、著作権は青池氏に帰属します。私たちファンはおのおのが、登場人物たちが自分のものだったらいいなと夢想していますが、残念ながらそうではありません。ただ美しい夢をお借りしているのみです。
注意事項: 原作の内容を大幅に逸脱し、男性間の性愛を主題にした明らかに性的な内容を含みます。不快感を覚える方は画面をお閉じ頂けるよう、お願い申し上げます。
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2012/02/17
かぼちゃの由来
親父にかぼちゃの絵のことを聞かれたときには、ある英国貴族の邸宅での私的な展覧に貸与中だと答えた。親父は妙な顔をして眉をひそめ、「レッド・グローリア伯爵家か?」と聞きやがった。心臓が口から出るかと思ったのはあの時だ。なんで知ってやがるこのくそ親父。
「あの肖像の男はティリアン・パーシモンと言って、エーベルバッハ家の祖先の一人だ。スペイン王家の血を引くイギリス貴族で、エーベルバッハの女領主と婚約した直後にスペインの間諜であることが知れて、北海での海戦で自艦ごと爆破されて死んだとエーベルバッハ家史にある。忘れ形見が我々の祖先だ。そのティリアン・パーシモンを殺した功績で爵位を得たのが、レッド・グローリア家の先祖なのだ。」
初めて聞く話だった。
「おまえも当主なら、家系の歴史ぐらいもう少し覚えんか。」
くそ親父はパイプを咥えた。
「最も、わしもこのあたりを詳しく調べたのは、若いころ友人だった先代のレッド・グローリア伯爵にそう教えられてからだな。イギリス貴族らしくもない、飄々とした気取らない男で、たしかお前と歳の違わん息子がいたはずだ。」
↑ここから鋼鉄のクラウスパパと柳に風のドリアンパパの若き日の交流を書きたいという野望がありますw
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