やーもー、「皇帝円舞曲」をじっくり舐めるように読み返しちゃったよ・・・。このころの作者はふたりをくっつけたくなる自分を、全身全霊をかけて制止していたにちがいない。(←あいかわらずの妄想)
伯爵の表情から往時の危険な輝きは失われつつありながらも、かわりに「少佐は私を嫌いじゃない」という自信が目元とか揺れる巻き毛からさんざめくように振り散らされていて、少佐の嫌がることをこれでもか、あれでもかと繰り返すいたずらぶりがたまらなく憎らしくていい!地図を焼いたシーンでは、少佐が自分に暴力を振るわないという確信があったんだろうなあ。あんなに嬉しそうに踊ってるんだもの。崖の上から十字架を取り返して、首もとを突き出すシーンの表情も秀逸。しかも少佐もそれほど伯爵に怒ってない!むしろ、マリア・テレジアにちょっかいをかけようとしている伯爵を心配しているらしき描写がある。それからごりおしに襲われた時!x2。一度目は部下から「すごい悲鳴が」と聞いたとたんに血相変えて走っていくし、倒れてるのを見てマイクロフィルムより前に伯爵の無事を確認したし、「5発だな!」と頼まれもしない仕返しを約束してやっているし。二度目は墓場であやうく殴られかけた伯爵を助け、「こいつを殴るのはおれだ。」と言いつつ、もちろん殴らない。少佐が伯爵にした意地悪といえば、せいぜい暗闇ネタのいじめだけで、あれってやっぱり好きな子をいじめて楽しんでる小学生男子だよなあ・・・。
で、あの二人、踊ったのかなあ。
もちろん踊ってないに決まってますが、やっぱり腐女子的には、いくらなんでも人前で踊るのはイヤだと少佐が拒否したので、誰の目も無いところへ場所を移して踊ってて欲しい。いや、だから、伯爵のお部屋とか。部下は全員、戦利品をロンドンへ輸送するのに先に帰っちゃったの。残っているのはスイートルームに伯爵一人なの。えへ。少佐は伯爵に、女装してるお前は嫌いだ、とか言っちゃうの。えへえへ。伯爵は、そっかーと納得して、さっさと重たいドレスを脱いじゃうわけ。少佐が、口紅が落ちとらんぞと指摘すると、「私の唇はもともとこんな色なんだよ。口紅が残っているか、舐めて確かめてごらんよ。」
ずーっと踊ったと思ってました。まじです。
返信削除というか伯爵ファンだから、伯爵にとって良いほうに考えます。
(能天気でもある)
少佐も貴族の出だし。軍人だし。
社交ダンスくらいできるだろう。
(断るわけなし)
私はダイニングテーブルの下にケルティックスパイラルを隠し持っていて、ご飯作ったり、ご飯食べたりする合間にいつも読んで怪しい笑いをしております。
「社交ダンスができる」のと、「女装したいわくつきの男に誘われて公衆の面前で踊る」のとは、また別の話だと思うの・・・w。実は私は伯爵の女装が綺麗であろうがそうでなかろうが余り好きではないので、踊ってなくとも全然困らんのです!いいの!二人は全然別のとこで別のお楽しみがあるの!(←わけがわかりません)
返信削除ケルティックスパイラル・・・、さてはQですね。
そうですかー!愛の深さが違いますねー
返信削除びみょーにずれているファン心理が、エロイカの人気の秘密ですね?!というか私がずれているだけですね。
>ケルティックスパイラル・・・、さてはQですね。
ルイやプロイス君が好みのタイプです。
やっぱり私はマゾなんですね。よくわかりました。