このサイトについて

このサイトについて: 私自身が30年来のファンであり、また海外のslash fandomの一角で80年代から現在に至るまでカルト的な人気を擁する、「エロイカより愛をこめて(From Eroica with Love)」を題材とした、英語での厖大な二次創作群を紹介・翻訳しています。サイト管理者には原作者の著作権を侵害する意図は全く無く、またこのサイトにより金銭的な利益を享受するものでもありません。「エロイカより愛をこめて」は青池保子氏による漫画作品であり、著作権は青池氏に帰属します。私たちファンはおのおのが、登場人物たちが自分のものだったらいいなと夢想していますが、残念ながらそうではありません。ただ美しい夢をお借りしているのみです。

注意事項:
 原作の内容を大幅に逸脱し、男性間の性愛を主題にした明らかに性的な内容を含みます。不快感を覚える方は画面をお閉じ頂けるよう、お願い申し上げます。

2011/11/30

"friction"

部長。若い頃と現在の中間形態が想像できんのよ。だれかできる?そして部長って日本人に生まれてたら、きっとマヨラーになってると思う。

"friction"という名詞が性行為の描写に頻出することをしってから、フリクションペンを買うとき照れてしまう純情なわたくしを誰か励ましてください。

2011/11/29

フル・イングリシュブレッククファストの朝

  
   
ほんじゃ、ねーさん方の甘いもの好きにお答へして、甘甘一発。(可愛らしすぎてK姉さんの趣味ではないと思いますが。S姉さんはいかがでしょう?)
 
あと、幸せだと何か食べ物を出さずにいられないのか私。食欲と性欲が直結してんのかも。
 
  

2011/11/28

blog タイトルの意味

  
  
私の少佐は伯爵のことをもうぜっつぼーてきに好きなんだよ。殺したいぐらい。ブログのタイトルはそういう意味なのです。伯爵、よかったね。ごめんねこれからしばらく不幸な話が続くかも。テヘッ

よしなしごと

 
 
 
私はエロイカフィクの翻訳を始めなければ一生知らなかっただろう英単語が山ほどあります。その筆頭が「Prostate(前立腺)」。

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申し遅れましたが少佐みじめ萌えのBasilLeavesです。わたし、公式設定知るまで伯爵の方が年上かと思ってました。だって少佐より大人なんだもの。初期は少佐も受け受けしかったし。現在の少佐が1巻のほっそり可憐な少佐を見たら、「誰だ貴様しゃっきりせんか!」ぐらい言いそうです。少佐というキャラは時期によって全然違う。初期のかわい子ちゃん少佐で悲惨な被虐の受け受けしい少佐もアリだし、現在の少佐で男くっさいのを書くのもアリ。中断前後期の艶の乗った時期のでZくん下克上攻めもおいしい。もちろん伯爵と全く対等のリバは、はたいふべきにもあらず。
 
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また伯爵と少佐ラブラブ幸せを書きたい気分になったら、伯爵が少佐にめろめろしっぱなしじゃなくて、ちょっと困らせて喜んでる風のも書いてみたいなあ。横でアルファベットが(またかよ・・・)てなってるようなやつ。
 
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または体育会系的に元気に:
伯爵 「わーお、きみってやっぱりここも『鉄のクラウス』…」 ばこっ☆  
少佐 「その冗談、もう一度言ったら殺すぞ。」 みたいなのとか。

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「おれの顔を見ながらいけ」だとごく普通だけど、「おれの顔にかけろ」だとすごく変態っぽいとつぶやいたら、村雨さんが超えろいやつを書いてくださったので必見。

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少佐が恋愛するうえで最も不足しているものを漢字二文字で表すと・・・【勇気】
伯爵が恋愛するうえで最も不足しているものを漢字二文字で表すと・・・【節操】

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少佐「そのぶらぶらしたものをしまえ!」   ←はやくこのセリフをどこかのフィクにぱちんと押し込めたい。

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ツンデレの理想的配分はツン80%にデレ20%と聞いたが、少佐の場合はツン98.5%、デレ0.5%、残りの1%はイモ食ってる時間
  
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ちょっと鬱々したものを書きたい気分なのです。
 
 
 

2011/11/26

軍人であり同性愛者であるということ

   
    
軍人でありかつ同性愛者であるということをが、かつてどういう意味を持ったのかを、よく現した写真をたんぶらで拾いましたので貼っておきます。

THE GAY VIETNAM VETERAN




















同性愛者であったベトナム帰還兵の墓

私が軍隊にいたころ
軍は男をふたり殺した褒美に、私に勲章を与えた
そして男をひとり愛したことで、私を除隊にした

To know more about Leonard Matlovich, please visit LeonardMatlovich.com / Wikipedia

2011/11/25

姫伯爵終了のお知らせ

 
 
伯爵と少佐のプロポーズの言葉を考えてみた。


伯爵 「きみ、私と結婚したいかい?」 
少佐 「好きなようにしろ。」 
伯爵 「じゃあ結婚してあげるよ。(エッヘン)」


というわけで、「日付の変わるころに」系列でしばらく試してみた姫伯爵終了のお知らせです。本来の私の萌えは美しくて気位の高いちゃめっけ伯爵に、格好よくてみじめな堅物少佐。ドS伯爵&ドM少佐です。意地悪伯爵と怒りを堪える少佐が書きたい!エロでもギャグでもいいです。


気がついたら今月は二つしか翻訳を放出していない。翻訳サイトだったはずなのに、ここ。






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2011/11/24

昼と夜とすべてと

 
 
きさらぎふじこ氏作「Tempus est iocundum 」(季節は悦楽の時)後編の別バージョンです。きさらぎ氏の同意を得て公開します。本作は原作とは異なり、BasilLeaves個人の少佐みじめ萌えの妄想が遠慮なく炸裂していますので、かっこいい少佐が好きな人は読まないほうがいいと思います。警告しましたよ!


「昼と夜とすべてと」
【警告】上記のリンクには成人向けコンテンツが含まれている可能性があります。
18歳未満の方、または公共の場所からのアクセスはご遠慮ください。





タイトルは原作者ご希望により、カルミナ・ブラーナから取りました。詳細は下記リンク先のwikipedia をご覧くださいませ。

Dies,nox et omnia 昼と夜と全てのあらゆるものが
(バイエルンの古いカンタータより)
昼も夜も全てのあらゆるものが私に逆らう。 あのひととの会話は私を悲嘆にくれさせ、私はため息ばかり。友よ、からかうがいいさ。 でも経験豊富な君たちにお知恵を拝借したいもの。 ああ、あなたの美しい顔が私を千回も泣かすのだ、 胸に氷を抱えるようだ。  再び私を生き返らせるのはあなたのたった一度の口づけ。



2011/11/23

今書いてるもの

(1) きさらぎ邸所蔵の「Tempus est iocundum 」(季節は悦楽の時)の後編があまりにもわたしの萌えツボ(←たくさんある)にはまりまくったので、許可を得て別バージョンを書いています。きさらぎ原作とはちがい、この伯爵は幸せにならないかもしれない可能性大なので、キャンペーン終了後に放出かも。

(2) ポルノ。変態な方向に進んできたので筆が進みません。にもかかわらず幸せに終えたいし。

(3) 村雨さんちで「もうひとりのZ」というお題が出ていたので、コメント欄にちらっとだけ書いてみました。そしたらそれが別に書きかけていた鬱々とした話と結びついて、断片ではないひとつの話になりそうな勢いです。結びつけるきっかけになったのは、JETTさんちの「嫉妬(1/2)」。この話は多分、鬱々めそめそな話になります。幸せにはしたいんだけど。

(4) あとは「初雪」「車椅子」「ファーストコンタクト」などなど、断片シリーズに並べておきたいシーンがたくさんあるのですが、それはまたこんど。村雨さんちのくんかくんか少佐のフィクの下に残してきたポジションの話は、頭と尻尾を思いついたら断片に並べます。



村雨さんには拙作「日付の変わるころに」の続きをみっつもよっつも!!!書いていただいて、うれしい限り(Love  (よっつめ。コメント欄をちゃんと読みましょう。

2011/11/22

萌えつれづれ


「この私がこんなにべた惚れなのにあの男は任務だ任務だって、あんなにつれない!」「このおれがいても立ってもいられない気分になっとるのにあの男はよそでつまみ食いばかりしやがって、許せん!」お互いが自分のほうがより多く相手に惚れてると思ってて、そのことを忌々しく感じている関係萌えな同士はこちらにいらっしゃいませんか?


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「どうして伯爵のことがそんなに気にかかるんですか」って思いつめた顔と声で尋ねてくるZくんを妄想。学園モノ少女漫画かい!と突っ込みを入れていただける同士を募集中です。


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覚悟を決めて押し倒したつもりが、経験値の絶対的な差からあっさり形勢逆転されて、あれ?あれ?あれ?ってなってるうちに「怖がらなくていいよ、痛いことはしないからね」と優しく念を押されて、おれは怒りで怒髪天なのか単に赤面してるのかどっちなんだとうろたえている間に服は一枚残らず剥かれたよ、という少佐萌えな同士にはBasilLeavesさんから熱い支援のメッセージが届く可能性があります。


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「私の魅力に何が足りないんだろう?」と巻き毛をかきむしりながら鏡の前でひらひら服やら露出服やらをとっかえひっかえした翌日、少佐が服を買ってくれるというので全身を幸福感に浸しながら蝶のように風船のようにフワフワと少佐の後ろをついて行くと、無骨な登山ショップに連れ込まれて上から下までがっつり色気ゼロな登山服をそろえられ、そのままハードなトレッキングに連れ出されて愕然としつつピッケル片手に山道を登る伯爵には萌えませんかそうですか。でも山小屋で二人っきりの夜のおまけ付。

2011/11/21

Sexual arousalな少佐



拙作「日付の変わるころに」連作の「最後の一滴」の続きとして、村雨公主さんが書いてくださいました!少佐、がまんできなくなっちゃったんだね・・・。


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Nescafe? Earl Grey Tea? or Me???

2011/11/20

人物造型としてのエーベルバッハ少佐とドン・ペトロ

村雨さんのブログの記事「皇帝円舞曲に萌え萌え」に書き連ねたコメントの再録です(加筆あり)。読みようによってはかなり失礼な内容だとも思うのですが、一人のファンの正直な感想として、記録の意味を込めて自サイトに残しておくことにします。


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多分、皇帝円舞曲で作者はエロイカでやりたいことと、できることはやりつくしたのではないかと。伯爵と少佐の関係として、ここまでと決めていた限界ちょい少し越えぐらいまで、描ききってしまったのではないかと。そこで別作品にとりかかったのではないかと。

そこでアルカサルを描きはじめた時点で、青池先生にとってエロイカはやはり過去の作品になったんだろうと思う。しかし、売れ行きの方はアルカサルとエロイカだと多分ケタひとつ違うでしょう。商業的な見地からはエロイカを描け描けという圧力が必ずあるはず。

青年誌に移動できるかと描いてみた作品は、三作で終わった。(「ドラッヘンの騎士」など)年齢層の高い女性読者向けのオカルトものも、特に好評を得ず。

唯一の例外はヨーロッパ歴史モノで、「修道士ファルコ」「サラディンの日」は素晴らしかったが、長編より手間のかかる短編でもあるし、時代考証などの手間を考えると、費用&時間対効果でいえば、かなりワリの悪い作品になってしまうんだと思う。

日本の漫画界の現状では、小説家と違って本にまとまる書き下ろしだけでやっていくというシステムが無いため、漫画家として現役を貫き、生き延びて何かを書き続けるには、エロイカで連載を持つのが戦略として明らかに正しいわけでしょう。

でもねー、作品としてのアルカサルがエロイカを過去にしたように、人物造型としてのドン・ペトロの成功が、先生の中で少佐を過去にしたんだろうとも思います。

ドン・ペトロには少佐と違って、全人格的な描写がなされている。つまり、夜の部分も含めて。それからもちろん汚い部分。そして弱い部分。どれも少佐には許されない描写です。もちろんエーベルバッハ少佐という、少女漫画のみならず漫画界全体に前例を見ない魅力的な人物造形と、その人物を成り立たせている特殊な描写の切り口は青池先生にしか生み出せなかった傑作であり、私たちは十分にそれに魅せられてきました。なにしろ日本語で少佐といえばやはり鉄のクラウス。(「少佐といえば」でググってみましょう!) しかし、エロイカは再開前の後期には、初期とは違ってどんどんリアルな世界観を持ち始めており、そのなかで全人格的な描写を許されない人物造形というのは、次第に動きが不自由になってきたように思えます。おまけにエロイカのキャラクターたちには、歳を取れないという大きな縛りがある。

人間としての厚みを描きたいときにはどうしてもドン・ペトロのほうに分があり、然らば少佐に残されているのはこれまで以上のデフォルメという方法しかない。だから再開後の少佐は、怒ると髪の毛が逆立ったりとか、そういう感じになっちゃったんだなー。ものすごく逆説的な言い方で言うと「まるでマンガのように」。

伯爵は最初からデフォルメに満ちた人物造形なので、こういった葛藤はないわけです。なにしろ、「レッド・グローリア伯爵」だし。デフォルメの方向が全然別の方向に向きつつあるようですが…。伯爵に危険な香りが全くなくなったのが、私にとっては淋しい限りです…w  

(余談ながら伯爵のこの人物造形のあまりのリアリティの無さが、エロイカフィク界における英国人のプレゼンスを薄くしているしているような気がします。なんかちょっと、ハマるにはつらいのかも。エロイカフィクを書いたり、掲示板に書き込んだりするのは北米人がダントツで筆頭、次がヨーロッパ大陸人で、その次に来るのがAU&NZ、続くのが意外なことにシンガポール/マレーシア/フィリピン華人(英語で教育を受けている層)です。私の印象だけかもしれませんが。)

蛇足ですが、再開後第一作で、伯爵が少佐に「きみまだ独身?(もう結婚した?だっけかな)」って聞いてるセリフがありますね。セリフもあれだけど、その前後の小さいコマで伯爵の表情があっさりしすぎてて色気が無くてなんだかわたし的にはガッカリなあのあたり。あのコマの小さな伯爵の絵とセリフは、読者に対する念押しなんじゃないかなーと思ったり。念を押したいのは:

1) 皇帝円舞曲のあと、この二人の間には何も無かったよ
2) このふたりは何年も音信が途絶える程度の関係だよ
3) 伯爵の少佐への感情って、せいぜいこの程度だよ
4) もちろん少佐から伯爵へも、変な感情なんか無いよ
5) あの続きでラブラブしい路線を期待されても困るよ

あたりかなあ。

しかし現実、数本あるエロイカの人気の柱の一つとして、この二人の怪しい関係はやはり無視できなかったわけで、ためしに間男(←Q)を出して少佐の頭に血を上らせてみたら、ファンの頭にも血が上ってさあ大変!ああ、やっぱりはずせないんだこの要素~、というような経緯があったのではないかと。多分、先生的にはもはやすっかり枯れていらして、そんなことどーでもいいのでしょうけれど。

来月号の番外編がとっても楽しみです。イタリアでパーティ?本屋に予約に行かなくては。るんるんるん。

2011/11/16

「殻。」


  
深夜に帰宅すると夕食になるものが何も無かったので前日買った焼き栗の残りを食って寝る → 翌朝、北沢さんちに遊びに行ったら、きさらぎさんが蟹食った話をし てる → おんなじ面倒くさい殻剥きでも、栗と蟹ではぜんぜんちがうよなあと思う → こういうの(殻剥き)は、金髪はぜったい上手、黒髪は多分下手 → 例によってそこからたちまち妄想





その夜の仕事がらみの夕食で蟹が出てあらびっくりのシンクロニシティ。 
  
  










2011/11/14

お茶請けにでもどうぞ

出せるものが何も無いので、書きさしで止まっているものでも貼り出しておきます。お茶請けにでもどうぞ。


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「士官学校の四年間の間は堅物だったようだね。まったく何にも引っかからなかった。」

伯爵はぐるぐると歩き回りながら、なにやら書類を読みあげ始めた。

「入隊して戦車科にいたころに、士官学校の先輩である女性軍人との恋愛が一回、その後も同じく女性軍人との恋愛とは言えない程度のアフェアが二人と、どうやらお父君の差し金で素人のお嬢さんとのお付き合いがやはり二人、商売女とは若いころは同期とのお付き合いでけっこう遊んだけど、後に決まったお馴染みを作って、しばらくは決まったご婦人にばかり通ってた。かなり年上のそのご 婦人が商売をたたんで堅気の奥さんになってからは、そういう女性たちとのお遊びはほんのときどき。最近もまあ、数えるほど。」

書類から顔を上げて、ちらっと少佐の顔を見た。

「NATOに出向してからは、女子職員に手は出した形跡はなし。でも他国の諜報部員との後腐れの無い情事ぐらいはあったのかもね。残念ながらギムナジウム時代のことまでは調べがつかなかったな。 隣の女子高の女の子の間ではすごーく有名みたいだったけど。それから…男は私がどうやらほんとに初めての模様。」

珍しく定時のオフィスを出て自分のフラットへ帰った少佐は、伯爵が突きつけてきた書類と写真を前に、くわえていた煙草を落としそうになっていた。「おまえ…最近こそこそしとると思ったら…なにを調べとったんだ?」

「笑いたきゃ笑えよ。気になってしょうがなかったんだから。」

「あのなあ、そういうのはよくない趣味だぞ。」

「私だってこんなことをするのは初めてさ。というか、どう考えてもヘテロの男に絶望的な恋をして、何年も我慢した挙句に急転直下でそいつと相思相愛になるなんてのは初めてなんだよ。」

伯爵がうっかり口に出した「相思相愛」の単語に照れて、双方があらぬ方向に目を逸らした。

「…えーと、どこまで言ったんだっけ。」

「おまえが俺の過去の素行調査をしたところまでだ。」

「きみってほんと、俗物だよね。もう少し華麗な恋愛遍歴とかは無いのかい?」

「あっても言わん。おまえだって俺に言わんことは山ほどあるだろうが。」

「お遊びのほうなら、言われなくてもただいま整理中だよ!」

「俺は整理するまでも無く清廉潔白だ。」

「今後はなるべく慎み深くすることを誓うさ。」

「ということは、現在進行形でなにかあるんだな。」

「あったらどうだって言うんだよ!私はきみにぞっこんだけど、きみは素敵な恋人ってわけじゃない。かまってくれるわけでもないし、こっちがかまうと怒り出 す。自分勝手で乱暴で、えらそうでぶっきらぼうでタバコくさい。二言目には『俺は忙しい』だし、実際忙しくてなかなか会えない。会ってもベッドに引きずり込むのにすごく手間と時間がかかってめんどくさいし、おまけにベッドの外ではこんなふうに喧嘩ばかり だ。外でのデートも全然なし!手もつないでくれない。キスもしてくれない。なんでこんな男に夢中なのか、自分でもわからないよ。外でちょっとぐらい試食品の味見をしたって、どうだって言うんだよ!」

「何を逆切れしとるんだ!」

「きみに普通の女性関係が、しかもけっこうたくさんあってちょっとショックを受けてるだけさ。」

「俺がホモじゃないのは知っとっただろう。」

「知ってたさ。でもそれとこれとは話は別だ。頭ではわかっているけど、心が納得しないんだ。きみ、やっぱり当たり前の普通の男じゃないか。」

「最初からそう言っとるだろうが!」

「なんでそんないけしゃあしゃあとしてるんだよ!過去数年の私に対する態度からしたら、君は本来なら今頃は頭をかきむしって教会に懺悔に行っててもおかしくないぐらいの心境だと思うんだけど。」

「なんかもっとこう、鳥肌が立ったり吐き気がしたりするかと思っとったが、案外なんとも無かった。いやでもしかし、朝起きて隣にごっつい男の腕とか背中を 見ると、なんでこんなこ とにと愕然とすることはある。おまえ、指は細いけど手は俺よりでかいしな。それに、上に乗られると結構重い。」

「なんだよそれ!」

伯爵は猛然と少佐に(続く)



2011/11/11

ぼくの上司の白いシャツ

 
 
「とにかく伯爵を幸せにしてあげよう」月間は、同時に「密かにZくんに復讐月間」なのかもしれません。裏庭に「ぼくの上司の白いシャツ」をアップしました。
 
 
 
 

2011/11/09

断片04

  
朝メシ食って、コーヒー飲んで、車でスーパーへ食料の買出しに行くだけの健全なお話をアップしました。

ついった始めました。

鍵つきで妄想を垂れ流しており、ものすごーくお下品な発言を連発しておりますので、基本的にエロイカクラスタの方。鍵つきの腐ったアカウントの方、お知り合いだったりする方のリクエストしか承認してません。

2011/11/08

「食う」→「やる」→「食う」

裏庭に朝チュンを放出しました。(「断片03」)私が書くものは自分で言うのもなんですが、ほとんどが「食う」→「やる」→「食う」です。あるいはその間に「飲む」が挟まる。まともな大人なら、ほかにすることがあろうはずなのですが・・・

ある一定以上の数をこなさないと、設定とかを考える余裕は出てこないのかもしれませんね。精進します。


2011/11/07

【海外フィク翻訳】Snippet #01 - The Morning After - by Kadorienne

  
Snippet #01 - The Morning After
by Kadorienne

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黄金の朝チュン小作品。Kadorienneさんのドリアンは、常に優雅で素敵です。
明日は私の朝チュン(かなり下世話)を載せる予定・・・
→そんなに下世話にもならなかった。ややお笑い風味。少佐にとっては冗談ごとじゃなかったんだろうけど・・・。

2011/11/06

【海外フィク翻訳】Major Butterfly - by Anne-Li

 
  
Major Butterfly
by Anne-Li
Anne-Li's Slash Page - Major Butterfly 

Major Butterfly (日本語訳はこちら)
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「とにかく伯爵をしあわせにしてあげようキャンペーン」にふさわしい、幸せな悲喜劇です!20代後半ぐらいの若い伯爵でひとつ脳内再現をおねがいいたします。

この作者さんのフィクは、いつも設定が凝っていることと、やんちゃな伯爵の性格がわたくし好みで大好きなのです。



2011/11/04

xdress.com

  
  
こないだ「はくしゃくの下着に目が釘付けになるしょーさ」というのを書いたので、ではどんな下着なのだろうかと後付けながら考えてみた。参考はこちら。(閲覧注意)

PANTIES > BRIEFS のあたりにすごいのが並んでます!右わき腹にモヒトツ趣味のわからん刺青を入れた男の子の穿いてるのが、どれもえげつないです!
 
はくしゃくはやっぱもうすこし慎み深いやつを愛用しててくれるほうが萌えるかな、わたしは。
 
 
 
 


2011/11/03

直球でエロ(野望)


リバ至上(やや少佐受け)な私が、珍しく姫伯爵に攻め少佐な話を書きたくなった気分の理由を自分で考えて見ました。すぐわかりました。抑圧少佐三連発の反動です。ただいま皆様の感想メールを続々頂いているところですが、皆様、やはりいろんな意味で衝撃でしたね。ひっくりかえった方も多かったようです。体力が要ったという方もいらっしゃいました。白目をむいたという人も…

私もあの翻訳は激しく体力を消耗しました。反動で、えーい、しあわせになっちゃえー、らぶらぶー(メロンパンナちゃんのメロメロパンチを正面から食らったような)な話をひとつ書き終えて、その後、可愛い話と朝チュンな話をひとつづつ翻訳している現在ではとりあえず気分が落ち着いてきたので、こんどは可愛らしかったり朝チュンだったりじゃない方面にも手を伸ばしてみたくなりました。でも幸せは幸せです。要は直球でエロです。

エロ。書いたことないや。
 
私はアナルセックスにはほとんどなんのエロも感じないので(異性愛のアナロジーか模倣としか思えない)、たぶん突っ込んで終わりの話にはならないと思います。配信中の一作のように、抑圧のあまり突っ込まれて突っ込まれて突っ込まれて突っ込まれて突っ込まれて突っ込まれて突っ込まれて突っ込まれて、ぐらい徹底してるとそれはそれで昇華しているとは思うのですが、しかしあんなとこにいきなりあんなもん突っ込まれて、それでなにかがよくなるとゆーのは私にはちっともえろくない。我々プロパーな穴持ちには先刻ご承知のお話ではありませんか。

ではなにがどうなるとえろいのでしょうね。いろいろよく考えて見ます。抑圧少佐三連発で少佐受けはまだおなかいっぱいなので、最初は多分伯爵受けになると思います。多分。よくわかりませんが。

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書き始めました。ほぉ、私はこういうのが好きなのか、と感慨深いです。



2011/11/02

日付の変わるころに

  

表題の自作フィクを裏庭にリリースしました。コメディとして書き始めたのですが、あまりお笑い方面にはいきませんでした。しかし、「とにかく伯爵を幸せにしてあげよう」キャンペーンにふさわしいところに落とし込めたのには満足です。よかったね、伯爵。うんうん。

2011/11/01

35周年記念便乗企画リリースのお知らせ

  
完成いたしましたので、配布を開始しました。お申し込みルールはこちら

詰め合わせ内容は、名づけて「抑圧少佐三連発」です。すでにお申し込み済みで、まだお手元にお届きでない方がいらっしゃれば、恐れ入りますが再度ご連絡をお願いいたします。

さぼりまくっていた夏休みの宿題をやっと終えた気分です。今日から通常運行(伯爵を幸せにしてあげようキャンペーン)に戻ります。復帰後の翻訳第一作はAnne-Li嬢の「少佐の蝶」、その後はKadorienne女史の短編連作集を順番に、の予定です。とりあえず。